シャープの加湿器『HV-R75』は2022年9月に発売されました。1年前の同時期に発売された旧モデル『HV-P75』の最新モデルとなっています。
「家電批評BEST BUY2022」の加湿器編で第1位に選ばれている商品です。
HV-P75(旧)とHV-R75(新)どちらも基本的な機能などに違いはなく同一のものとなっていますが、2022年発売の最新モデルには「SIAAマーク」が付いています。
(※SIAAマークとは … 抗菌製品技術協議会の認証 のこと)
国際規格ISOから認定を受けたマークのため、子どもやペットのいる家庭ではより安心感がありますね。
シャープでは発売開始以降は新モデルに切り替えて生産されているため、続々と新モデルが発売されていきます。HV-P75(旧)は生産時期が少し前のものになるため、HV-R75(新)よりも価格は安く購入することができます。
機能性が同一ならできればお得に安く購入したい!という方は旧モデルでも問題なく使えるのでおすすめです。
HV-R75(新)とHV-P75(旧) 違いは?
HV-R75(新)とHV-P75(旧)の違いを表にまとめてみると、下記の通りです。(※2022年12月時点)
型番 | HV-R75 | HV-P75 | |
価格 | ¥20,863 | ¥14,460 | 価格.com 2022年12月の最安値 |
順位 | 27位 | 6位 | 価格.com 2022年12月 |
評価 | − | ☆4.5 | 価格.com 2022年12月 |
発売時期 | 2022年9月15日 | 2021年9月16日 | |
タンク容量 | 4L | 4L | |
加湿量 | 強:750ml/時間 静音:200ml/時間 |
強:750ml/時間 静音:200ml/時間 |
|
適用畳数 | 洋室:21畳 和室:12.5畳 |
洋室:21畳 和室:12.5畳 |
|
電気代 | 強:約9.0円/時間 エコ:約0.92円/時間 静音:約0.32円/時間 |
強:約9.0円/時間 エコ:約0.92円/時間 静音:約0.32円/時間 |
|
SIAAマーク | あり | なし | 抗菌製品技術協議会の認証 |
サイズ | 272×220×455mm | 272×220×455mm | |
運転音 | 強:41dB 静音:23dB |
強:41dB 静音:23dB |
|
連続加湿時間 | 強:約5.3時間 静音:約19時間 |
強:約5.3時間 静音:約19時間 |
タンク4Lの加湿可能時間 |
重量 | 5.2kg | 5.2kg | |
電源コード | 1.8m | 1.8m |
2022年12月時点の価格.com(価格ドットコム)に記載があった価格で比較しています。HV-P75(旧)は発売から1年以上経っているため、HV-R75(新)と比べて安く販売されていますね!
売れ筋の順位についても、HV-R75(新)は発売から約3ヶ月のため順位は低めとなっています。浸透し始めたばかりなので評価はまだ登録されておらず、これから付いていくと思います。
機能性やその他のスペックに関してはどちらも同じで、唯一異なるのはHV-R75(新)にはSIAAマークが付いている点ですね!マークが表記されているので安心・快適性がよりわかりやすくなっています。
続いて、販売サイト別の価格やおおよその電気代についても比較したので紹介します。
HV-R75(新)とHV-P75(旧) 価格と電気代を徹底比較!
価格は?
HV-R75(新)とHV-P75(旧)の価格は下記の通りです。(※2022年12月23日時点)
型番 | HV-R75 | HV-P75 | 備考 |
楽天 | なし | 15,400円 | 送料無料 ポイント未考慮 |
Amazon | 22,700円 | 14,651円 | 送料無料 ポイント未考慮 |
Yahoo | 21,390円 | 該当なし | 送料無料 ポイント未考慮 |
価格.com | 20,863円 | 14,460円 | 送料無料 ポイント未考慮 |
色は、ホワイト(型番:-W)とモイストブルー(型番:-A)の2色あります。
2022年12月現在はホワイトの方が多く流通しており、どのショップでもホワイトが最安値となり販売されていました。
電気代は?
1日8時間を30日間使用した場合の電気代について、HV-R75(新)とHV-P75(旧)の電気代を調査しました。
1日8時間 × 30日間 使用した場合
HV-R75(新)とHV-P75(旧)の1ヶ月の電気料は、下記の通りです。
|
通常運転での使用中は「エコモード」が基本となりますので、できるだけ電気代を節約したい方にはおすすめです(^ ^)
電気代はHV-R75(新)とHV-P75(旧)どちらも同一性能のため同じ料金になります。
HV-R75(新)とHV-P75(旧) 口コミを紹介!
HV-R75(新)とHV-P75(旧)の口コミはどちらも評価が高かったです!特に多かったのは、下記に関する口コミです。
- 加湿器の性能
- 稼働した時の音
- 使いやすさ
- お手入れのしやすさ
それぞれの良い口コミ・悪い口コミを紹介します。
加湿器の性能
良い口コミ
- 以前使用していたものは部屋の湿度が30~40%までしか上がりませんでしたが、シャープ加湿器は「おやすみモード」使用で55~60%まで上がります。寝る時にとても快適で、日中にもちょうど良いので1日中使っています。
- 14畳の部屋用に購入しました。2部屋続きなのでこれまで湿度が安定して上がりにくく…。シャープ加湿器はとてもパワフルで、30分くらいで部屋全体が快適な湿度になりました。
- 乾燥で鼻が詰まり寝苦し買ったのが無事解消されました。使い始めてからは安眠です。
- スチーム式は窓に結露ができるため気化式をと思い購入しました。6畳の和室に十分な加湿ができています。
悪い口コミ
加湿器の性能に関する悪い口コミは特に見つかりませんでした。実際に使った方は加湿器の性能を実感できているということですね!
きちんと適用畳数を守って使用することで、Wセンサーが湿度55~65%に管理し“気化式モード”に移行してくれます。使用環境が適切でない場合「湿度が上がりにくい」「フル稼働じゃないと湿度を保てない」などといった状況になってしまうこともあるかもしれません。適用畳数が間違っていないかきちんと確認して使うようにしましょう。
稼働した時の音
良い口コミ
- 「おまかせモード」で一気に加湿されている時は少し音が大きくなりますが、スピーディーにちょうどいい湿度になり音は静かになるのでそこまで気になりませんでした。
- 稼働音がうるさいという評価が多かったですが、「弱」や「おやすみモード」では音は気になりませんでした。使用するモードや時間帯によると思います。
- 初めは寝る時に音が気になっていましたが、慣れれば全く問題なしです。気にならず寝られます。
- 特に音は気になりませんでした。
悪い口コミ
- 「おまかせモード」で稼働すると、湿度50%をキープしてくれますが「強」の状態なのでずっと音が大きい。決して静かとは言えない音です。
- 1番強いモードの「おまかせモード」は結構うるさいです。気になった時は「静音モード」に切り替えて使ってます。
「弱」や「おやすみモード」は比較的気にならない音の大きさですが、「おまかせモード」はフル稼働になりどうしても音が大きいと感じてしまうようです。
音に敏感な方は特に気になってしまうかもしれませんが、中には湿度が保たれると静かになり気にならなくなるという方も。
どうしても音が気になる方には「弱」もしくは「おやすみモード」がおすすめです。音をあまり気にしない方には、パワフルでしっかり加湿してくれる「おまかせモード」がおすすめです!
使いやすさ・使いにくさ
良い口コミ
- タンクが大容量なので一度にたくさん給水できて嬉しい。
- 給水トレーに水を入れて持ち運ぶのが大変な人は上からも給水できるので楽です。
- タンクを外しても水が溢れたりしないので良い!
- 給水も楽だし手入れも簡単です。加湿器はやっぱりシャープが1番です♪
悪い口コミ
- サイズがやや大きめなので、置く場所によっては邪魔と感じてしまうことも。
- タンクを取り外して給水する時に、タンクをつける位置を毎回合わせなければならないのが面倒でした。
タンクの凹み部分と本体の凸部分を合わせて取り付けるよう設計されています。給水のたびに行うのが少し煩わしいと感じる方もいるようです。
お手入れのしやすさ・しにくさ
良い口コミ
- 簡単に手入れできて衛生面で安心できるものを探していて、このシャープ加湿器の購入を決めました。掃除しやすく簡単にキレイにできるので買って良かったです。
- 赤いヌメリもなく、お手入れのしやすさが抜群です。パーツが少ないため簡単で丁寧に掃除ができるので長く使えそうです。
- 掃除がやりやすいのは嬉しい!
悪い口コミ
パーツが少なくお手入れしやすい!と感じる方が多かったです。お手入れに関する悪い口コミは特に見つかりませんでした。
お手入れのしやすさも、長くたくさん使い続けたいと感じる理由のひとつですよね^^
HV-R75(新)とHV-P75(旧) お手入れ方法は?
HV-R75(新)とHV-P75(旧)のお手入れ方法はとてもシンプルで簡単なんです。
パーツは一つ一つ取り外して丸洗いができ、隅々までお手入れが可能です。本体はお手入れしやすいよう中まで拭ける構造になっています。
内部構造とあわせて、お手入れ方法を紹介します。
内部までしっかり拭ける
吹出口と給水トレーが取り外せるようになっています。タオルで中までしっかり拭き取りが可能です。
フィルター乾燥機能で収納時も清潔に!
フィルターの乾燥機能が付いています。乾燥ボタンを押すと、加湿フィルターを温風で乾燥してくれます。(約60分)
長く使わない時やシーズンオフには乾燥した清潔な状態で保管できます。乾燥しやすい時期になって使い始める時にも安心です。
Ag+イオンカートリッジできれいな水で加湿
付属の「Ag+イオンカートリッジ」を給水トレーの中に取り付けて使用します。トレーに出やすいヌメリやニオイの元となる水中の菌を抑制しキレイにしてくれます。常に清潔な水で加湿してくれる最強の味方ですね♪
「Ag+イオンカートリッジ」は定期的に交換する必要があります。交換時期は、毎シーズンが目安となっています。
「抗菌防カビ加湿フィルター」も定期的な交換が必要です。こちらは8シーズンごとに1回が目安です。
シンプルなお手入れで清潔を保てるのは嬉しいですよね♪安心して長く使うためにはとても大切なことです。
HV-R75(新)とHV-P75(旧) どのような特長がある?
HV-P75(旧)とHV-R75(新)にはどのような特長があるのか、紹介します。
SIAAマーク
HV-R75(新)には「SIAAマーク」が付いています。
「SIAAマーク」とは下記の通りです。
|
HV-P75(旧)にはSIAAマークは付いていませんが、HV-R75(新)同様に“抗菌仕様”となっています。基本的な機能は同じものです。
プラズマクラスター7000
プラズマクラスターはとても人気ですよね!シャープ独自の技術で、シャープ製品でしか体感できない素晴らしい効果です。
プラズマクラスターを使いたいからシャープの加湿器を購入する!という方も多いと思います。
HV-R75(新)とHV-P75(旧)に搭載されているプラズマクラスター7000の水素イオン・酸素イオンが、菌やウイルスだけでなく静電気、染み付いたタバコのニオイなどにまで効果を発揮するのだとか。
下記のプラズマクラスター7000による効果が、公式サイトで公表されていました。
- 浮遊カビ菌:約8畳相当の試験空間でプラズマクラスターイオンを放出し、195分で除去率99%
- 浮遊ウィルス:6畳相当の試験空間でプラズマクラスターイオンを放出し、83分で99%抑制
- タバコのニオイ:10畳相当の試験空間でプラズマクラスターイオンを放出し、タバコのニオイ成分を染み込ませた試験片を80分で気にならないレベルまで消臭
- 静電気除去:10畳相当の試験空間でプラズマクラスターイオンを放出し、5kVに帯電した試験片を10分で0.5kVにまで除電
ー シャープ公式サイトより引用
ハイブリッド方式
HV-R75(新)とHV-P75(旧)は、加湿力が強い「加熱式」と低消費電力の「気化式」両方を持ち合わせた『ハイブリッド式加湿器』です。
加湿スピードが速く、少ない消費電力でも安定して加湿をしてくれる優れものです。
Wセンサー
HV-R75(新)とHV-P75(旧)には、Wセンサーが付いています。自動で部屋の温度・湿度をチェックし管理してくれるので、55〜65%の湿度が安定して保たれます。
「エコモード」選択によって消費電力も無駄なく抑えてくれるので、節約にもなりおすすめです。
コンパクト設計
HV-R75(新)とHV-P75(旧)はスペースを取らない、コンパクトでスマートなつくりになっています。設置面積はA4サイズほどで縦型のスリムな形状をしています。
寝室にも置きやすいサイズ感になっています。
どっちも給水
HV-R75(新)とHV-P75(旧)は、下記の2通りの給水方法があります。
- タンク(トレー)を取り外して直接給水
- そのまま上の給水口から注ぎ入れる
どちらかの方法で給水する商品が多いですが、HV-R75(新)とHV-P75(旧)なら人によってやりやすい方法で給水ができるんです。誰でも簡単にできるのは嬉しいですよね!
水位モニター
HV-R75(新)とHV-P75(旧)には水位モニターが付いています。入っている水の量や給水量なども見てチェックできるので給水しやすくなっています。
水がいっぱいになると音が鳴るので入れすぎて溢れるといった心配もありません(笑)
お手入れ簡単設計
HV-R75(新)とHV-P75(旧)のお手入れ方法はとてもシンプルで簡単なんです。
パーツは一つ一つ取り外して丸洗いができ、隅々までお手入れが可能です。本体はお手入れしやすいようタオルで中まで拭ける構造になっています。
Ag+イオンカートリッジ
付属の「Ag+イオンカートリッジ」を給水トレーの中に取り付けて使用します。トレーに出やすいヌメリやニオイの元となる水中の菌を抑制しキレイにしてくれます。常に清潔な水で加湿してくれる最強の味方ですね♪
「Ag+イオンカートリッジ」は定期的に交換する必要があります。交換時期は、毎シーズンが目安となっています。
フィルター乾燥機能
HV-R75(新)とHV-P75(旧)にはフィルターの乾燥機能が付いています。乾燥ボタンを押すと、加湿フィルターを温風で乾燥してくれます。(約60分)
長く使わない時やシーズンオフには乾燥した清潔な状態で保管できます。乾燥しやすい時期になって使い始める時にも安心です。
チャイルドロック
HV-R75(新)とHV-P75(旧)には、チャイルドロック機能が付いています。
小さな子どものいる家庭では、万が一触れてしまったとしてもロックがかかっていれば誤作動を起こす心配がないため安心して使うことができます!
まとめ
HV-R75とHV-P75の違いや価格と電気代の比較、口コミ、お手入れ方法、特長について紹介しました。
HV-P75(旧)とHV-R75(新)どちらも基本的な機能などに違いはなく同一のものですが、2022年発売の最新モデルには「SIAAマーク」が付いています。国際規格ISOから認定を受けたマークのため、子どもやペットのいる家庭ではより安心感がありますね。
仕様は同じですが価格で見ると7000円程度の差があり、機能性が同じものならお得に購入したい!という方にはHV-P75(旧)がおすすめです。
HV-R75(新)とHV-P75(旧)はいずれもプラズマクラスター7000の有効な効果とハイブリッド加湿器の特性を十分に発揮します。
「おまかせモード」使用時は稼働音が大きく気になるという方もいましたが、「弱」や「おやすみモード」でも最適な湿度で快適に使うことができます。
どっちも給水・4Lタンク・お手入れ簡単設計など、非常に使いやすく機能性が抜群となっています。チャイルドロック機能付きで、子どもやペットのいる家庭でも安心して使えるので多くの方におすすめしたい加湿器です♪